* らくだの本
2013/06/04 | Filed under アート | Tags .全開更新してから1年以上がすぎました。。
今年の3月には、「野の花ごはん」(白泉社)が刊行になり、4月にはサイン会も。。。とても緊張しましたが、無事終了。
お越しくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。
次は、あすなろ書房の「いきもの図鑑えほん」などのシリーズの続編で、「世界の動物(動物園のいきもの)」の本を作らせていただくことになっていて、今、ラフの作業のため、せっせと参考図書を読みあさっています。
今読んでいるのは「らくだの文化誌」。自分の予備知識の少なさと、文化誌と銘打つ本の特徴で、いろんなマニアックな事柄が、ほとんど箇条書きに近い状態で詰め込まれているため、かなり読みづらくて四苦八苦しています。資料としては、とても貴重な本で、京都市動物園の図書館で見つけ、その後古書を探して入手しました。
夜寝る前には、you tubeでBBCやナショナルジオグラフィックの動物などのドキュメンタリーを、ずーっと見ています。こういったイギリスで作られてる動物ドキュメンタリーは、オオカミとBig Cats(ライオンとかチーターとかヒョウとかトラなど)が多いことに気づきました。
と言いつつ、わたしもオオカミにも、大型ネコ科にも惹かれます。オオカミは、映像で何十キロもの距離をえんえん、ずっと疲れも見せずに走り続けている姿を見ているだけでも、胸がすくような爽快感があります。そのスタミナ、辛抱強さ、そして群れの結束や知恵には、心から感動します。
そして、大型ネコ科は、大きいのに、うちの猫たちにしぐさがそっくり!だけど獲物を襲うとき怖い!でも、怖いと感じつつ、その強さに、やっぱり心を動かされます。
そして、ナショジオには「らくだ」は無いみたい。らくだは、アラブ世界を代表する動物だからでしょうか。「らくだの文化誌」も、アラビア語の専門家の著者が書いたもので、違う文化圏の世界をのぞいている気分になります。
下の絵は、伊勢丹のイベント用に描いた、バナーの絵です。
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