Archive for the ‘生活’ Category

* トイレに住む犬

2011/10/25 | Filed under 生活 | Tags .

みなさん 私 前田家のトイレに住む犬と申します

こんなかっこうで 失礼します

壁を向いて いぢけているわけぢゃ ないんですが

↓前をむくと こうなっておりますので・・・

こんど あそびに きてください

ね!

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* 朝晩 さむくなってきましたね

2011/10/25 | Filed under 生活 | Tags .

そろそろ マフラーも出さなくちゃ・・・みなさんも、冷えないように 気をつけてくださいね。

(出演:中学時代の友人の娘ちゃん作 フェルトのいもむし君)

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* 悲 スティーブ・ジョブスが・・・

2011/10/06 | Filed under 生活 | Tags .

昨日、Appleのスティーブ・ジョブスが亡くなりました。今日のニュースは どこもそれがトップ。

7年程前に 膵臓がんであることが公表され、最近では ずいぶん痩せてきてしまっていたことから、すでにみんな 覚悟はしていたと思いますが、私も一人のMac愛用者として、長年のファンとして、すごく悲しい。。。(たぶん夫は私の10倍悲しんでいる)

おもえば、Appleコンピューターを知ったのは、夫(もともと建築の設計業、現在LINNET代表)がApple好きだったからですが 20年以上前。はじめて買ったマシンは、IICiという機種で、車が買えるほどの値段でした。

でも、そのマシンとの出会いで、私も人生が変わったような気がします。イラストレーターやフォトショップ、今はインデザインなどを使って 自分でもレイアウトラフを作れるようになったから。それがなかったら、今のように文章と絵とをこまかく組み合わせて作るような本の仕事が どの程度できていたかどうか。

それに、オンラインショップだけで始まったLINNETも、Macがなかったら 全く始められなかったとおもいます。ソフトバンクの孫さんは、ジョブスをレオナルド・ダヴィンチにたとえておられましたが、私は、それを聞く前、頭の中で、宗教改革をしたカルヴァンや、共産主義を唱えたマルクスとかを ジョブスに並べて思い出していました。

1955年生まれのスティーブ・ジョブスは、当時、ウィスコンシンの大学の学生どうしのカップルで、未婚だった両親のもとに生まれて、ジョブス夫妻の養子として育てられたというのは、有名な話です。生みの両親(お父さんはシリア人で、政治学などを学び 今はアメリカで飲食店などを経営する実業家。また、お母さんはドイツ、スイス系のアメリカ人。その後1962年に離婚)は、ジョブスが生まれて10ヶ月後に 正式に結婚して、1957年に2歳年下の妹が生まれたのですが、モナ・シンプソンという名前のその方は今、UCLAの英語の教授をしながら、アメリカで小説家として活躍しているそうで、日本でも何冊か翻訳されているみたいです。

2人はおとなになってから、スティーブが27歳の時にはじめて会い、それ以来 しょっちゅう連絡しあうようになって、兄妹として仲良くしていたそうです。

ジョブスは、「自分の両親は、養父母だけであり、自分の性格、人間性は、遺伝ではなく環境によって作られたものだ」とも言っていたようなのですが、妹と自分がとてもよく似ていること(たぶん内面的に)を発見したことは、彼の人生に なんらかの影響をあたえた、とニューヨークタイムズ紙のスティーブ・ローが書いています。「その結果、ジョブスは、目の前の状況をすぐに変えようと焦ることがあまりなくなり、また人生は、生まれつき受け継いだものから、ある程度は、自然に導き出されて来る、ということを確信するようになった」

ジョブスの父親Abdulfattah Jandali氏は、スティーブを養子に出した理由を こう語っています。

「自分たちは当時23歳でまだ学生だった。彼女(スティーブの母)の父親は、とても保守的な人で、当時、私たちの結婚を許そうとしなかった。スティーブはカリフォルニアで生まれ、そこで、養子縁組の手続きをした。

私は、息子(スティーブ)を誇りに思う。息子は、シリアの名前で、シリア人の息子として育ったとしても、同じように成功したはずだ。けれども、私は彼を育てることは出来なかった。もし、時が戻れるなら、もう一度正しい選択をしたいとも思う。私は、間違いを犯した。でも、結局、今は良い結果が出ているから、これで良かったのかもしれない。」

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* 日本みつばちの養蜂見学

2011/09/17 | Filed under 動物, 生活 | Tags .

近所の川べりのヤブカラシ(ぶどうの仲間)は、今 花盛り。目立たない花ですが、日本みつばち(上の写真左)やちょう、あしながばち、それにおおすずめばち(写真右)までもが たくさんあつまっています。

去年の夏の思い出なのですが、機会があって、日本みつばちの養蜂を見学させていただきました。

日本みつばちが なんだか気になるようになったキッカケは、わが家の表の花壇に植えている「カラミンサ」の花にいつも、みつばちがいっぱいあつまってきていたことから。あるとき、 それは、養蜂で飼われる西洋みつばちではなく、日本に昔からいる、野生の日本みつばちだと知りました。

ここ数年、アメリカやヨーロッパを中心に、養蜂業で飼われている巣箱のみつばちが、わずかな幼虫と、大量の蜜をのこして、ほとんどいなくなってしまう「大量失踪」がおきているそうです。

ネオニコチノイドという昆虫の神経に作用する農薬の影響でみつばちが巣箱への帰り道を忘れてしまうとか、ミツバチヘギイタダニの被害や気候変動とか、原因はいろいろな説があり、はっきりとはわからないもよう。

その話を聞いて、始めて知ったのは、養蜂として飼われる「西洋みつばち」というのは、元はアフリカにいた野生のみつばちを改良して作った「家畜」だということ。

その家畜のみつばちに、アメリカではアーモンドやメロン、各種ベリー類など、実をつける作物の大規模農業(トウモロコシなどイネ科の風媒花を除く)は、みんな西洋みつばちに受粉を頼っています。アメリカには、もとはみつばちはいなかったので、先住民(インディアン)は、みつばちを「白人のハエ」と呼び、みつばちが飛んで来ると、やがて白人がやって来る不吉な知らせと受けとっていたとか。

アメリカやフランスなどでは、徹底的に効率を追求して管理された西洋みつばちと共に、工業のように管理された大規模農業が一緒に発達してきたので、今、そのみつばちに急激な異変が起きていることが、欧米を中心に、大問題になっているそうです。

日本の西洋ミツバチ養蜂でも、実際に養蜂家の方にお話をお聞きすると、割合としては少ないけれども実際に失踪も起きているようで、いちごの受粉用の西洋みつばちが足りないという事が起きるなど、兆しがあるそうです。

そのような中、日本には、野生の「日本みつばち」がいて、わたしたちのような都市生活者が ふだん身近に見かけるみつばちは たいていが日本みつばちなのです。

西洋みつばちと日本みつばちは、慣れると比較的すぐに見分けられます。おなかのしましまがわりとくっきりと見えて黒っぽければ日本みつばち、しましまがぼんやりぼやけていて、おなかがオレンジ色であれば、西洋みつばちです。ただ、わたしの家の近所では、西洋みつばちは 見かけたことがありません。近所に養蜂所がないのだと思います。

日本みつばちは、江戸時代までは養蜂で飼われてもいたのですが、西洋みつばちと比べ、はちみつの生産量が比較にならない程少ないという理由から、養蜂産業の中では、明治のはじめに西洋みつばちが導入されて以来、ほとんど飼われて来なかったそうです。

農業地帯では農薬の影響が避けられないのに比べて、逆に農薬の影響がほとんどない都市部は、今、日本みつばちにとっては 意外と暮しやすいのではないかと言われています。野生の蜂なので、空き家の屋根裏、木のうろ、お墓の納骨空間など、狭い隙間があって中に空間があるような所があれば、どこにでも巣を作れるので、都市部でも生きていけるのです。

西洋みつばちの方は、人の手を離れると、1年も生きていけないのに比べて、野生の日本みつばちは、たくましく生き続けていて、さまざまな植物の受粉を手助けてくれています。日本の野山や、畑は、日本みつばちがいて 成り立っているというわけなのです。そして、海外でみつばちの大量失踪が起きて、このままでは農業へのダメージが甚大になる、、とさわがれているとき、心配しながらも、「でも 日本には野生の日本みつばちがいるしね」と 落ち着いていられるというわけ。

そう考えると 日本みつばちが とても愛しくなってしまい、ひょっとして、うちにも日本みつばちの巣箱置けたりして?!とも思ったのですが、実際の養蜂を見学すると、やっぱり、うちのような住宅街ではとても無理ということがわかり、自宅に巣箱を置くという案は廃案になりました。

で、とりあえずは、みつばちのあつまってくるカラミンサを、3株にふやしてみたりしています。

日本みつばちの蜜は濃厚で、しかも野山のいろんな花から採取する百花蜜なので、味もさまざまです。お邪魔した養蜂園さんの蜜源にはミカンの花などがあるそうで、柑橘系のさわやかな風味がありました。また、日本みつばちの蜜は、蜜が 長い時間をかけて 少しずつ発酵するので、あの濃厚な風味になるのだそうです。

↓たっぷり蜜がためてある巣                  ↓日本みつばち

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* 今日の大失敗:猫の砂でトイレが・・・

2011/09/14 | Filed under 生活 | Tags , .

夏もおわりになって、京都ではまた 昼間は真夏日の毎日です。朝晩はすずしいので、まだマシですけれど、なんだか頭ははっきりしない日々がつづきます。

今朝、スッキリしない起き抜けの頭のまま、夫のお弁当に入れるおかずは あれとこれと・・・とか考えながら、猫のトイレを掃除したら、トイレが詰まってしまったのです!

うちでは、ふだん「ひのきの砂(トイレにも流せる)」というのを使っているのですが、切らしてしまい 流せる紙の砂というのを 一時的に使っていました。その砂は、よくふくらむので もともと詰まりやすい気がしていたので、流すときは少しずつ、といつも注意していたのです。けれども、今朝は 頭がぼーっとして、3箱のトイレの中の、猫がおしっこをして固まった所をいっぺんに全部流してしまったら、途端に詰まってしまって、なんとあふれ出てしまったのです(涙)

そして、詰まった所は、もう、何をしても駄目。

何度も何度も、自分で水をかきだして、バケツで勢いよく流すことを繰り返してみましたが、それも駄目。

で、汗だくになって、あふれた所を拭いていると、ゼラチン状の物質があるので、「ゼラチンならお湯で溶けるかも?」とお湯を入れようとしたら、夫が「実験してからの方がいい!」と後ろで叫んでいます。それで実験して、きれいな猫砂少量の一方にお湯、もう一方には水をかけると、お湯の方では、水以上の早さで水分を吸収して固まるということがわかり、すんでの所でセーフでした。

それで、頭の回転の遅いわたしは、ここでやっと、このゼラチン状の物質は、ふつうの食べるゼラチンではないことに気づき、猫砂の袋で原材料を確認すると「高分子吸水性ポリマー」と。。。

吸水性ポリマーってよく聞くなあ。そういえば福島第一原発で汚染水をとめるために投入したけど効果なかったっていうアレ?で、ポリマーが化学的にどういうものなのかは、おいといて、水の温度のちがいだけで、ずいぶん反応の違いがあるのがわかったので、何かこのポリマーを溶かすことのできる物質があるのでは?と思いつき、吸水性ポリマーの性質について、ネット検索してみました。すると、「ナトリウムで分解する」と書いてあります。

分解するといっても、実際には溶けているのではなくて、浸透圧で、ポリマーの内部に吸収されていた水が食塩側に戻ってくるという作用なのだそうです。でもとにかく、ポリマーは縮んで水の通りがよくなるはずですよね。そこをジャーっと流せば良いんじゃない?!塩分を配管に通すと言っても、下水なのでいつも塩分は多量に流れているはずだから、それは心配しなくてもよさそうと おもいました。

そこで、アロマ用の塩のストックを出して来て、ボウルで水に溶かして ものすごく濃い食塩水を作りました。何%っていうふうに測れてはいないのですが、塩1と水2くらいで、それでパーッとかきまぜてある程度塩が溶けたくらい、の食塩水です。なめてみると、海水などよりも はるかにしょっぱい、ふつうでは口にできないくらいの食塩の濃度でした。

そしてそれを、何度かに分けて、トイレに投入しました。全部合わせても1リットルくらいしか投入できてないと思いますが、投入して直後から、砂のカスみたいなのが浮上してきて、何となく効いているみたいです。

数分たって、こわごわ、流すスイッチを入れてみました。すると、ふつうに すう〜〜〜っと 流れてくれました!

この吸水性ポリマーは、猫の砂だけでなく、紙おむつやナプキンなどにも使われていて、あとで ゆっくりネットで見てみると、紙おむつを間違えて洗濯機に入れてまわしてしまい、配管にポリマーが詰まった、というときには、食塩を入れてください というメーカーからの提案もあるようです。(私的には、食塩をそのまま入れるより、水に溶かしてあらかじめ高濃度食塩水として投入する方が、作用が早いのではとおもいます、手前みそですが)

それにしても、こういう生活の中にある身近な化学物質は、食塩のような やはり身近にあって単純なもので分解、崩壊させることができるというのは たいせつなことだなと思いました。たとえば火は水で消えるとか、そういったことと同じだとおもいます。

詰まっているのがポリマーだとわかった時、何かすごい薬品でもかけないと、詰まりがとれないのかも、と一瞬心配になってしまったので、食塩で解決した というのは、ハッピーエンドでした。しかし、この騒ぎのせいで、夫のお弁当は作れず。(そのおかずは、私が食べよう)

↓おたすけ高濃度食塩水の残り(塩を入れすぎて完全に溶けてません)

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* あけましておめでとうございます 

2011/01/07 | Filed under 生活 | Tags .

2011年 あけましておめでとうございます。

ことしが みなさまにとって おだやかで よいお年となりますように。

(写真は うちの猫 ふく「福」です。1997年10月生まれなので、今年の10月で14歳になりますが、

まだまだ元気で活発です。)

今年のお正月、 はじめて自分でおせち(とお雑煮)をつくりました。

母が作って じぶんが手伝うというのは 今までもありましたが、自分でつくったのは

うまれてはじめて。。。(この年になって)

やってみると とても楽しく、日本のお正月らしくて やっぱり良いなと思いました。

今までは、わたしが自分でおせちなんて作っても、ほとんど食べてくれる人もないし。と

思っていたのですが、これからは 毎年 作ろう。とおもいます。

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* 雨の思い出

2010/07/22 | Filed under 動物, 生活 | Tags .

といっても先週の今頃の思い出です。梅雨明けとともに猛暑の日々が続き、今年は太陽の黒点活動が減ってて寒冷化というニュースを半年くらい前に見たのにもかかわらず、やっぱり日本の夏という感じですが、(寒冷化と言っても、年平均気温が0.5度下がるくらいとのことでしたので、こんなものかもしれません)先週の今頃、西日本は大雨で、わが家の近所を流れる高野川も大増水していました。

堤まで水が来て、カヤネズミが棲んでいたかもしれない、川縁のオギの大群落も完全に水没・・・

すると、堤の石垣に、亀が濁流から避難して休んでいるのを見つけました。(しかもこれ、スッポンのようです。かなり大きくて、全長40cmくらい。当初、全然動かないので、死んでいるのかと思ってじーっと見ていると、30秒に一回くらい、ぱちっとまばたきをするので、生きているということがわかりました。

しかも、少し離れた所には、くさがめ(たぶん)もいました。こちらも大きさは30〜40cmくらいあります。

上流から、激流に流されてきてしまったのでしょうか。

近所の友達に、高野川でスッポンや亀を見た話をすると、その人の友達も、先だって出町柳の橋近くでスッポンをつかまえて食したことがあるそうです。野生のスッポンは、血液の中に寄生虫がいるので、生き血を飲むのは御法度、そして泥臭さを抜くために、捕獲後、2週間程自宅で真水の生簀を作って飼育しておいてから、さばいたそうです。

なんとワイルドな。

ふと、夫の友人で、いかにもスッポンをさばいたりしそうな人物が一人思い浮かんだのですが、とにかく、私はスッポンは独特のえぐ味が好きになれないし、生きてるのを眺める方が楽しみなので、食べようという発想はありません。

今週、川はまだやや水は多めですが、なぎたおされたオギの群落もまた水面から顔を出し、すっかり水に浸かった所に生えていたオニユリも、また咲いています。もちろんあのスッポンも亀も、もう姿はみえません。

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* ベジャス君からの手紙

2010/07/09 | Filed under アート, 生活 | Tags .

ベジャス君から始めて私宛に手紙が届いたのは去年です。楽しい絵をいろいろと描いた便せんと封筒に、雪だるまの絵を描いたコースターが入っていました。

ベジャスは,カナダに住んでいる13歳の男の子だそうです。その少し前に,ネットを通じて,LINNETに布などの注文をしてくれたお客様でした.でもまさか,13歳の男の子だとは想像もしていませんでした.

手紙には,「男の子としてはおかしいかもしれないけど,手作りするのが好きなんだ」と書かれていました。それから「ぼくの名前はリトアニアの名前なんだよ」とも。

それでお返事を書きました。絵や作品がとても素敵でおどろいたこと。LINNETでは男性の作家さんの作品も扱ったりしていて、男の子で手作りや縫い物が好きなのは,全然おかしくないと思うこと。リトアニアは、リネンの産地として日本ではとても有名だけれど,ベジャス君はリトアニアに行ったことがあるの?などなど.

するとまた返事が来て、「リトアニアには家族で行ったことがあるよ.それがすごく変な用事で行ったんだけど,,,おじいちゃんの歯医者さんに行くのが目的だったんだよ」「リトアニアでは,親戚が,戦争で傷んだアパートにまだ住んでいて、心が痛かった.でも田舎の親戚の家は農家で、広い牧場や畑があって,すごくたのしかったよ」

そして,すてきな絵や手縫いの作品が同封されていました.

こんなふうに,ベジャスとの手紙のやりとりが始まりました.

ベジャスはとても聡明な男の子.13歳らしく,あどけなく学校のことや,妹のことなどを話してくれたりもしますが、いろいろなことを彼なりに考えているようです。

ベジャスは,カトリック系の学校に通っているそうです.学校で習う神学の授業には,いろいろと考えることもあるらしく,ある時はわたしに,「こんなことを聞くのは良いかわからないけれど,まゆみさん(ベジャスは日本のまんがも大好きで、わたしのことをちゃんと日本風にさん付けで呼んでくれるのです)は,どんな宗教を信じていますか?ぼくはカトリックの学校に行っているのだけれど,まだどんな神様を信じたらいいかわからない」と書いていました.

それでわたしは,こんなふうに返事を書きました.

「わたしはプロテスタントの学校に通っていたけれど,キリスト教徒ってわけではないんだ.日本の家はそれぞれ仏教のお寺に属してもいるから、その意味では、生まれながらの仏教徒だけど,近所には大きくて古い神社もあって,大切な儀式は神社にたのんだり,毎年おまいりにも行くんだよ.日本では,仏教よりも,神社の方が古くて、神社には「八百万の神々」っていう考え方があるんだよ.つまり木にも草にも石にも,トイレにさえも,自然界のどこにも神様がいるっていう考え方なのよ.だから,日本では仏様も,イエスキリストも,みんなが大切にするのは「八百万の神々」のひとつだという気持ちが根底にあるからじゃないかな。こんな考え方、ベジャスの学校の神父さんが聞いたら、怒るかもしれないけど,私は、これは日本のすごくいい所だと思ってます.反社会的なカルト宗教でさえなければ,日本では少なくとも宗教をめぐって戦うとか,そういうことは起こらないのよ.」

ベジャスは、手塚治虫の「ブッダ」なども読んでいて,最近ではますます日本に興味をもっているようです.ベジャスが特に日本ですごいと思っているのはマンガで,手塚治虫などの作品は、日本のマンガにしかない深い内容があると感じているよう.

ベジャスは書いています.「縫い物は、ただひたすら縫ってるときが好きで、とっても楽しい」13歳なのに手縫いの作品をどんどん仕上げるのですから、本当に縫うのが好きなのでしょう.そしてベジャスは、お話を作ることや,絵を描くことが好きで、そして今はマンガを描いてみたくてたまらないようです.ベジャスが考えているマンガのストーリーを教えてくれました.それはとても悲しい物語でした.

どうして、こんなにベジャス君と何度も手紙のやりとりをするほど、友達になったのか、考えてみると、ベジャス君は,私の子どもの頃にとても似ているからかなと思いました。私はベジャスのお母さんと同世代なので、ときには年上の大人としての考えも伝えたりもしますが,ベジャスの年頃だったときの自分の気持ちを、今もわりとはっきりと覚えています。

わたしが大好きなベジャスの絵のひとつは,うさぎのぬいぐるみの絵.Forlorn Bunny(ひとりぼっちのうさぎ)と書かれています.Forlorn Bunnyは,英語でこのような言い方があるようですが,たぶん野うさぎは冬も冬眠しないので,森の中で他の動物が眠ってしまっても,じぶんだけ残っている、ということからforlorn=取り残された こんなふうに言われるようになったのかなと思っています。

ベジャスの絵は,夕暮れ時に窓辺に座っているぬいぐるみのうさぎが「ひとりぼっち」な状態でいるように見えて、そこに物語があるような気がしてきました.ベジャスには、このうさぎが寂しい理由をお話にしてみたら?とも言ってみているのですが,もしかしたらベジャスは,少年期の心のどこかで,この世界にかならずよこたわっている「孤独感」に気づき始めているのかもしれないと思います.

ふしぎなご縁の,年の離れた友人ベジャスのかわいい作品を,明日7/10から7/24まで、LINNETで展示します.もちろんベジャスにも了解を得ました.もしご来店いただけたら,ぜひ、ベジャス君にメッセージをお願いします.

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* 2010年 あけましておめでとうございます

2010/01/04 | Filed under 生活 | Tags .

うう~昨年も、ふたをあけてみれば後半にブログの更新がぜんぜんできませんでした。。。

自分で自分を分析してみると,キーボードで入力する文字の世界に入ると,なんとなくかしこまってしまうというのでしょうか。LINNETのお客様に毎月更新で発送時に同封させていただいているニュースレターは、未だに手書きで作っておりまして(じつは手書きしたものをスキャナでとりこんで、PCでレイアウトしたりしているのですが)、なんだかそちらの方は,リラックスして書けるので、いっそのこと手書きの画像をスキャンして載せようかなと思ってみたりしつつ、せっかくなので、もうすこしこのスタイルでがんばってみようと、気分を新たにしました。

こんなわたくしですが、みなさま どうか、今年もよろしくお願いいたします。。。

↓今年は虎年ということで、トラ猫の写真を。。。(じつは虎年でなくても載せたかったのでした。猫にご興味のない皆様,おゆるしを)

以前にLINNETのニュースレター「よもやまばなし」に書いた,のら猫親子の、子供たちです。(もう1歳弱ですが)手前がチッチ,2.6kgくらいのチビ猫です。うしろに控えているのが兄貴(弟かも?)トラ次郎。チッチより二回りも大きく,いつも妹(姉?)のごはんを奪う以外は、フレンドリーで性格のいい奴です。(photo by 夫)

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* 世界はアレゴリーに満ちているから

2009/04/10 | Filed under 生活 | Tags .

冬の間は、どうなることかといつも思うのですが、春のこの時期になると、何もしなくても庭の植物が自然に芽吹き、1年でいちばん美しい季節をむかえます。小さな中庭のすみっこの、まったくの日陰に植えているアケビも、たくさん花をつけてくれました。

毎年庭の小さな自然を眺めていると、人の世界に起こることと、よく似ているので不思議な気持ちになります。たとえば、はびこりすぎた古い枝をばっさり切って整理すると、下の方から若くて元気の良い芽がのびてくるとか。同じ植物ばかりが増えすぎた群落は、キャパを超えると、いっきに群落ごと枯れるとか。

こんなふうに何かを何かに喩えるのを「アレゴリー alegory=寓話,比喩」と呼ぶようです。以前養老孟司さんの本で読んだのですが、人間は大脳が発達したので、外界を直接認識するだけでなく、余った大脳で「アレゴリー」を生み出すようになったのだとか。原始的には、丸い石を見て、りんごを連想するようなことから、だんだんに脳の働きが複雑になり、複雑なアレゴリーを生み出すようになったそうです。つまり、植物を見て「人の生き方に似ているなあ」と思ったりするのは、人間の大脳の働きだということです。

つまりアレゴリーはヒトの頭の中にだけ作られているもの。でも、どうして世界にはこんなにもアレゴリーが満ちているのでしょう。そのようなことを、たまに考えます。宇宙には、何かひとつの大きな法則のようなものがあって、ヒトの大脳の中で、法則でつながるそれぞれの現象が、アレゴリーとして 串刺しのお団子のように並んでいる。。。そういうイメージが浮かんできました。これもアレゴリーなんでしょうね。

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