Archive for the ‘音楽’ Category

* here comes the rain again

2011/01/11 | Filed under 音楽 | Tags .

You Tubeで なつかしい曲をみつけました。

80年代、イギリス発で活躍したユーリズミックスの[Here Comes the Rain Againという曲。もともとユーリズミックスはテクノっぽかったのですが、このライブ版はアコースティックで 個人的に好みです。(アコースティック好きなので)

ユーリズミックスの後、ボーカルのアニー・レノックスはソロで活動しています。イギリスではたぶん、和田アキ子さんとか 八代亜紀さんとか すでにそういう存在なんじゃないかと思うのですが、去年くらいにテレビ出演して、同じ曲を歌っている動画も、You Tubeにアップされていました。年を重ねて「素敵なおばちゃん」みたいな雰囲気になっているアニー・レノックスの姿に 時の流れを感じつつ、より しみじみと歌い上げる歌声にはやっぱり感動です。

そのトークでの思い出話では、この曲は、ユーリズミックスのパートナーだったデイヴ・スチュアートとニューヨークに行った時、セントラルパークにいて、なんだかとても寂しい気持ちになって ふと出て来たメロディだったとか。小さなキーボードだけで、作曲したのだそうです。

You Tubeってほんとに何でも見られるなあと、ちょっとうれしくなって itunesでも検索したら、このアコースティックなライブ版、売ってるじゃありませんか。でも、この曲だけでは買えず、アルバム全部買わないと駄目ですって。。。えーと、来月にしよう。。。

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* スカボローフェア - 妖精のいたころの音楽

2010/01/18 | Filed under 音楽 | Tags , .

個人的にもgoogleやwikipedia , LINNETではPaypalと、アメリカで開発されたインターネットのサービスなしでは 毎日が暮らせないという生活になったことに気づかされます。。。

アメリカから発信される文化/文明が、世界の大部分をおおうその前には、世界の大部分が大英帝国の領土だという時代がありました。なので、1世紀強のあいだ、英語は世界のメジャー言語です。いま、英語圏から発信されるサービスの多くは,世界のあちこちで同じように手に入るというのがウリとなっています。外国でスターバックスやマクドナルドの看板をみつけたときには、ホッとしてしまったりして。

でも、ときどき、感じてみたくなるのです。「英語圏文化」が、まだ「辺境」の場所の「フォークロア」だった時代、「ブリテン島」が、深い森におおわれていて、森にはいろんな妖精が住んでると みんながおもってた。そんな時代が,その前にはあったんだなあ、、、ということを。

で,イギリスやアイルランドの民謡を聞いたりします。

たとえば、サイモンとガーファンクルでも有名な「スカボローフェア」はイギリスの民謡だそうです。特徴的なフレーズの「パセリ,セージ,ローズマリー,タイム」は妖精に悪さをされないようにするための呪文だとも言われています。日本でいえば、ほとんど「南無阿弥陀仏」に近いのかな。旋律も,妖精の住む深い森に似合いそうだし。。。

Steeleye Spanというバンドの The Blacksmithという曲,学生時代にくりかえし聞いたなつかしい曲ですが、これもスコットランドの民謡だそうです。Blacksmithは「鍛冶屋」。鍛冶屋の男の人と恋に落ちたけれど、裏切られた。という失恋の歌。Steeleye Spanのほか、いろんな人が歌っています。

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* しずかな一日

2009/05/15 | Filed under 音楽 | Tags .

ここの所,仕事がオーバーワーク気味だったのですが,大きな仕事がひと山越えたので,きのうは思いきって1日お休みさせてもらいました。1年にたぶん数日しかないほどの,とても爽やかなお天気。そよそよと風に揺れる藤の葉を眺め、さわさわという葉ずれの音をひたすら ぼーっと聞いて午後じゅう過ごしてしまいました。

音楽も何もなしの,ひたすら静かな沈黙の中にいると すこしずつ頭も体もほぐれてくるようです。

日が暮れかけたころ,すこし元気を取り戻して来たので,音楽をかけてみました。

チェロかバイオリンのソロの演奏が好きで,よく聞きます。このようなソロ曲に共通して言えるのは、音が演奏されているのでありながら,たいへん「静寂」を感じさせてくれること。

それは,楽器の音がいっぽうにあって,それが響き渡るための「静寂」があるからだと思います。白い紙に描かれた墨絵のようなもので,墨がにじむための紙の白が存在しているというのに似ているのです。

奏でられている音楽を聞きながら、一方でその音楽を受けとめている「静寂」をあじわっているような気がします。

今日聴いていたのは,最近お気に入りのチェロのCD. 夫がitunesで購入しました。Jean-Guihen Queyrasというチェリストの演奏です。わが家では「羽賀研二みたいな人のチェロ」で話が通じてます。。(この方の別の写真を見ると、とくに羽賀研二似という訳ではないですが,この写真はよく似ているような)

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