* 昼顔

2010/08/18 | Filed under | Tags .

京都では16日に五山の送り火も終わり、少し秋の気配。。。がするはずなのですが、いきなり今週は猛暑です。

五山の送り火と言えば、今年は、消えるのが何だか早かったと思っていたら、やはり、火が少なめだったそうです。というのも、最近、左京区の大文字山を始め、東山近辺の低い山々は、ナラなどの古木が枯れる「ナラ枯れ」がひどくて、遠目に見ても、まるで紅葉しているように見えるほどです。枯れ木に燃え移ると危ないということがあり、送り火の薪も少なめにされていたと聞きました。

↑写真は、高野川で採ってきた昼顔の花。「野の花えほん 秋と冬」の最初のページにも描いた花で、去年もちょうど今頃、川で採って来てエスキースを描きました。

夏の野草は、採って来て家で活けておくことが簡単なものが多いのがうれしい点です。春の野草は、摘んでくるとしぼんだりしてしまう繊細なものが多いのですが、暑い夏に咲く花は、長もちするのが多いような気がします。

昼顔は、つぼみがたくさんついている蔓を、なるべく長めにカットしてくると、毎日少しずつ順番に咲きます。

そのほか、へくそかずらや、洋種山ごぼうも、活けるときれい。花を活けるときは、ローズマリーを一枝入れておくと、こんな真夏でも、素晴らしく水が腐りにくく、水を替えなくても2週間くらいもったりもします。

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